純情びっちは鈍感に恋をした
순정빗치는 둔감을 사랑했다
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よしルビ.
ナチュラルにかっこいいけど鈍感な善子さんとそれにやきもきする乙女루비ちゃんが見たかった.
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同じクラスの黒澤루비はビッチである.
正確にいうと, ビッチらしい, とのこと.
ただの噂だが, あながち間違っていないのだろう.街へ出かけると黒澤さんがいろんな男子と歩いているのを見るし, 黒澤さんが他校の男子から告白されているのも目撃したことがある.
まあ, 私には関係ない.
ただのクラスメイトで, それ以上でもそれ以下でもない.
そう思っていたのに.
ある日の放課後.
私はなんだかだるくて, 5限目あたりからずっと保健室で寝ていた.
保健室の先生も出張でいなかったし, 他に具合の悪い人もいなかったから, 遠慮なくベッドをつかわせていただいた.
保健室のベッドって結構気持ち良いのよね.すぐに眠りに落ちちゃった.
最後の授業のチャイムの音でゆっくり目を覚まし, お暇しようと思ったら.
「失礼します…」
黒澤루비が, 保健室へやって来た.
真っ青な顔をして.
「あれ, 츠시마씨」
「保健室の先生なら出張でいないわよ」
「そう, なんだ…」
わりと頻繁に保健室に来てたりするのかしら.というかこんなに顔を真っ青にしてるなんて.風邪, とか?
「でも顔色悪いし, ベッドで休んでいけば?」
「え…いいのかな」
ビッチだとは噂されているけど, 遠慮しがちで真面目な性格よね.
「いいでしょ別に.なんのための保健室なのよ」
とか言いつつ私は気にせずぐっすり眠っていたから.サボりじゃないわよ?
ただだるかっただけ!
「じゃあ…失礼します」
なぜかさっきまで私が寝ていたベッドに入った黒澤さん.どうしてわざわざそのベッド使うのよ.
「…?츠시마씨, 帰らないの?」
訝しげな顔をされてしまった.
「あなたを今一人にして何かあったらど-するのよ.どうせ暇だし, まだいるわ.それとも, 私と二人は嫌?」
「そんなことっ!そんなことないよ!…ありがとう.優しいんだね」
「別に.堕天使の気まぐれよ」
えへへ, と嬉しそうにする姿はとてもじゃないけどビッチには見えない.
「というか黒澤さん, ホントに顔色悪いけど大丈夫?風邪?」
「ううん…違うの」
かわいい顔が少し曇った.
「実は校門前で男子に告白されて…恋人にはなれませんって言ったら, いろいろあって無理やりキスされそうになって…」
…!
「大丈夫!?言いたくないなら聞かないわよそんなの!ごめんなさい, 嫌なこと聞いて」
「…츠시마씨は, 本気で心配してくれるんだね」
「?当たり前でしょ?」
女に手をあげたり無理やり迫る男なんて最低よ.許せない.
「ヘンな人.루비の噂聞いたことないの?」
ビッチ, とか男好き, とかのことだろうか.確かに, 告白を断ったりキスされそうになってこんなに顔を真っ青にするビッチっていうのも少し違和感があるかも.
「まあ, あるけど」
でもこうして今彼女と話しているとそんなことどうでもよくなる.
「루비ね, 男の人, 苦手なの」
「へぇ」
「きょ-みなさそうだなぁ」
実際のところ結構驚いてるんだけど.あまり表情に出すのが得意じゃないだけ.
「男の子といっぱい遊ぶのも, 荒療治のつもりだったんだけどね.いつの間にか女子には嫌われちゃうし, 男性恐怖症は治らないし.も-散々」
「…男遊びは, 辞めたほうがいいわよ」
「うん.そ-だよね.相手の人にも失礼だろうし」
いや, そこじゃない.そこじゃないわ.
「違うわ, 루비」
「へ?츠시마씨, いま, なまえっ」
動揺しているところをお構いなしに彼女との距離を詰める.
俗にいう床ドンみたいな体勢.
「貴女, かわいいんだから…」
「ふえっ!?」
「あんまり危機感薄いと」
耳元で言葉を発するとくすぐったかったのか, 艶かしく身体を捩らせた루비.
「襲われちゃうわよ?」
「そ, んな…!」
「こういうふうに, ね…」
真っ赤に染まった彼女の顔に自らの顔を近づけていくと, 何をされるか察した루비がたまらないといった表情で目を閉じた.
唇へと向けていた行き先を方向転換し, 彼女の控えめな額にちゅ, とキスを落とした.
「え…おでこ…?」
「ほら, 危機感薄いわよ?」
ビッチと噂されているくせに.
顔を近づけただけで真っ赤になって目をぎゅっと瞑っちゃって.
なんか, かわいい.
「…ばか」
「でも, 顔の血色良くなってるわよ?良かったじゃない」
真っ青だった顔は今ゆでダコみたいになってる.体調も悪くなさそうで良かった.
「っ, 요시코쨩の, ばか---っ!!」
「おだいじに〜」
人を馬鹿呼ばわりしながら勢い良く保健室を飛び出していった.
すっかり元気じゃない.
「私の名前…覚えてたのね」
いきなり呼んだのはお互い様じゃない.
保健室に行ったら츠시마씨がいて, 正直驚いたけど嬉しかった.
顔立ちも綺麗で, すらっとしててモデルさんみたいだなって, 入学式のときから思ってた.
だから, ちょっとラッキ-, って思ってたんだけどね.
でも, ラッキ-, じゃなかったかも….
だってあの日から루비の頭は요시코쨩のことばっかりで, 授業中も気がついたら요시코쨩を眺めてるし, 요시코쨩がジュ-スを飲んでるときなんて, あのストロ-を吸う唇は, 루비の額に触れたことがあるんだよね…なんて考えちゃってなんかもうへんたいさんみたいじゃん.
肝心の요시코쨩は何事もなかったみたいに普通だし.
まぁ…요시코쨩に言われた通り, 男の子遊びはやめたけどね.遊びっていっても, ただ一緒にいたり会話したりしただけで, 付き合ったりデ-トしたりキスしたりとかは一切してなかった.
というかそんなことできない.
むりむり.生理的に無理だよぉ….
「る-びぃ-♪」
「ぴぎゃあっ」
いきなり後ろから抱きつかないでよ.
びっくりするしいろんな意味で心臓もたないから.
「今度の日曜ひま?ひまよね?遊びましょ!」
強引すぎる….
「ひま, だけど….なんで루비なの?요시코쨩は他にも友達いるよね?」
「?他の友達の話なんてしてないじゃない.私が루비と遊びたかったから誘った, じゃあ納得できないの?」
あまりにストレ-トな言葉に不覚にも赤面してしまう.
「納得できます…」
「なんで敬語なのよ.ヘンなの」
くすっと笑った表情がかわいくて, 見惚れてしまった.
「11時に駅前集合ね?ちゃんとかわいい私服で来てよ!」
루비じゃなかったら, 勘違いしちゃうかもよ?
もしかして요시코쨩は自分のことが好きなんじゃないかって.
でも루비にはわかる…!
요시코쨩は恋とかそんな思考はなくて, ただの天然さんだってこと!
いいもん別に…絶対루비が振り向かせちゃうんだから!
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