3오하라 마리는 기이하다고 눈을 내리깐다

津島善子は再び不思議だと語られる

츠시마 요시코는 재차 기이하다고 거론된다

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10408302

 

리퀘스트받은 과거작의 약간 후속작입니다.

츠시마 요시코는 기이하다고 거론된다(novel/8802299)를, 먼저 읽어두시면 좋을지도 모릅니다.

그녀들의 일상에, 어렴풋이 배어든 정도의 기이한 이야기를 의식했습니다. 조금 호러일지도 모릅니다. 취향이 아닌 분들은 주의해주세요.

 

 

 

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小原鞠莉は不思議ねぇと瞳を伏せる

 

 

 

 

 

　善子関連のそういう話, ね.

 

　……千歌っちの話は興味深いけど, マリ-には特にないわね.

 

　アラ, いやだわ, ダイヤったら, 声が震えている, なんて……もう, 果南まで, 顔が青いなんて勘違いよ.

 

　本当よ?

　……そうね.確かに, 善子の家によくお泊りするようになったわ.その結果, 必然的に善子と一緒の時間も増えた.でも, だからって即不思議な体験とはいかないものよ?

 

　マリ-としては, 同じユニットの後輩である善子と仲良くなりたいだけだもの.

 

　同じ理由で, 梨子の家にだってお泊りするわ.……あら, 圧倒的に善子の家が多い?　……それは, しょうがないじゃない?

 

　だって善子, マリ-の家に来たがらないんですもの.

 

　…….

　なんでって, 誘っても, 嫌がるんだから, しょうがないじゃない.

 

　…….

　ダイヤと果南, 視線が痛いわ.……っ, ああ, もう, 分かったわよ!

 

　話せばいいんでしょう話せば!?　そうね.確かに, あるわよ……!

 

　つまり, これよっ.

　善子が, 私の家に来たがらない.これが, 私のミステリ-なのよ!

 

　……はぁ.

 

　……そう, ね.家のパパは, 私の話を聞いて善子に興味を抱いたわ.是非お話をしてみたいって, だから, 嬉々としてお泊りの許可を貰ったの.

　そして, 何度も善子を我が家に招いたわ.けど, 悉く断られるの.

 

　……ええ, そうよ.

　あの善子にしては珍しいぐらいガンとした拒絶で, 心が折れそうになったけど, それ以外は普通で, むしろマリ-に懐いてて, 意味が分からなかったわ.

 

　だから, お泊りは諦めて, せめて都合の良い日に家に来て, ってお願いしたら, 渋る善子がようやくオ-ケ-してくれて, 正式に家にご招待したの.

 

　ええ, 数十回ぐらい.

 

　ん-?　招きすぎって?　ノンノン, 招きすぎも何も……招けなかったのよ.

 

　……ええ.

　突然の善子の高熱とか用事とか不運とかでね.

 

　あまりにも都合がつかなすぎて, パパが冗談で『一度お祓いでもするか-』って言いだしてね.実際にやっちゃったのよ.

 

　そう, お祓い.家に.

　パパったら行動派だから.

 

　ふふ, そしたらね?　…………翌日, 問題なく善子をご招待できたの.

 

 

　……………….

 

 

　やめて.

 

　これはね, そう, きっと……不思議でもなんでもないの.

　ただの偶然なの.

 

　ええ, 誘うたびに嫌がってたのに, お祓い後は嘘の様に素直に招かれてくれるの.

　おかげで, この前の休日はパパと一緒にスペシャルな時間を過ごしたわ……!

 

 

　……ねえ, 笑ってくれない?

 

　お願いだから.そんな深刻な顔で目を逸らさないで.……パパもだけど, わたしも本気で怖いのよ.

 

　……だから, そんな顔はやめてってば.

　これは, 不思議でも何でもないって自分に言い聞かせてるんだから……!

 

　それと, これは今の話に全然関係ない筈なんだけど, 昨日, 善子をまた家に招いてみたの.

 

　そしたらね?　善子ったら直前までの笑顔を消して, 眉間に皺を刻みながら『少し考えさせて』ですって.

 

　…………….

 

　ねえ, 単に, 私がしつこすぎるだけよね?

　毎回すぎて, 面倒になっただけよね?

 

　昨日まで, お茶菓子目当てにまた招いて欲しい!　って, 笑ってたのは, ただの社交辞令だったのよね?　ちょっとした心変わり, よね……?

 

　……ねえ.

 

　ダイヤに果南, どうして全力で目を逸らすのかしら?

 

　……ねえってば.

 

　これ, 不思議じゃないわよね?